1980年前後のトーカイ製のプレベです。
ネックに貼られてるTokaiお決まりの楕円のシールは無いのですが、逆巻きペグ仕様とネック材の仕様から推測するに、PB80、もしくはPB70だと思います。
この年代のTokaiは、fender社に訴えられるほどの正確にコピーされておりラウンド貼り指板、逆巻きペグ、スパロゴの下にハードパンチャー表記のロゴ（本家そっくり）Lシリアル、スパイラルブリッジ仕様から、1963年のプレベを模して作られた様です。
ヘッドのデザインも今のTokaiの様な変な形ではなくFenderそのものです。
前所有者は友人なのですが、その時に画像と同じ（今張られてるのと同じ、Tokaiスパロゴで下にハードパンチャー表記）が付いておりましたが、Fenderに憧れて一時期剥がしてFenderロゴに貼換えてました。しかしその内恥ずかしくり、プロに頼んで再び元のTokaiスパロゴに戻してもらったとの事です。（画像参照：爪で擦ると消える水貼ロゴです）
廉価品のPB40～50は3点ネジ留めのペグですので付け替え無しの証拠画像もご覧ください。
ネックはストレート。1F と最終フレットを同時に押さえて、真ん中に薄い紙が入る位のコンディションです。弦押しの跡は少なく、フレットは８分位はあろうかと思います。
私はスラップもするのでハイポジでもスラップしやすい低めの弦高に調整してもらってます。ロッドの締める方にはそろそろ限界と聞きましたが、現時点で安定してますしこれ以上締める必要は無いと思います。
弦はやや太めのダダリオEXL165（045～105）を張ってます。ペグは一回転緩めて保管。張りっ放しにはせず使用するときチューニングしておりました。
強く弾くとわざとバズも出る様に、そしてバラードなど弱く弾くとバズは出ない低めセッティングです。弦押しも軽いので初心者にも弾きやすく、速弾きも楽だと思います。
指板はローズだと思いますが、やや褐色でハカランダを思わせる（もしかして本物？）渋いカラーです。また裏面はトラ杢の出た美しいメイプルネックです。
出音はプレベらしいパンチある太く抜けの良いサウンドです。
近くで見ると細かな打痕や傷汚れもあろうかと思いますが、年代の割には綺麗な方じゃないかと思います。
横からの画像はネックコンディションも分かりやすいように正しいチューニングベースが増え過ぎたので断捨離します。どなかた可愛がってやって頂けると嬉しいです。
個人出品、約40年前のジャパンヴィンテージですので、音が出ないなど壊れて弾けない場合を除き画像でのご判断ノークレームでお願い致します。神経質な方はご入札ご遠慮ください。

メーカー・ブランドがFenderになってますがFenderではありません。Tokaiです。
Fender好きな方もどうぞ。